YouTubeで動画を配信している人は「ユーチューバー」、インスタグラムでフォロワーが多い人は「インスタグラマー」と呼ばれています。
同じようにTik Tok(ティックトック)でフォロワーが多い人は「ティックトッカー」と呼ばれており、今中高生を中心にとても強い影響力を持ったインフルエンサーとして注目されている存在です。
ここでは、そんな人気ティックトッカーになりたい人のために、どうすればフォロワーが増えるのか、何をすればファンが増えるのかなどを徹底的に分析してお伝えします。
1.動画を投稿する前に
ティックトッカーになるのはインスタグラマーになるよりはるかに簡単です。
しかし、むやみやたらに投稿するだけでは、ティックトッカーになるのは難しいでしょう。
なので、まず第1章ではTik Tok(ティックトック)で動画を投稿する前に知っておいていただきたい基礎知識や準備についてお伝えします。
1.1.人がフォローする瞬間
Tik Tok(ティックトック)において、ユーザーがフォローする瞬間は、ズバリ「感情が動いたとき」です。
動画を見て、
「かわいい」「おもしろい」「すごい」「楽しい」「かっこいい」
など、感情が動いたときに人はアカウントをフォローします。
だから、動画を作る際には、見る人の感情をどう動かすのかということを意識しなければなりません。
1.2.アカウントのテーマ決め
人の感情を動かすために、投稿する動画には統一感を持たせ、テーマを絞ったほうが効果的です。
全ての動画を統一させる必要はありませんが、ある程度テーマを絞って投稿することによってフォロワーを効率的に増やすことができます。
人気ティックトッカーたちもある程度統一感を持たせて動画を投稿しています。
テーマの例はこちら
・可愛い系
・かっこいい系
・おもしろい系
・すごい系
・個性派
可愛い、かっこいいというのは武器です。それだけでもフォロワーは増えます。それにプラスして面白かったり、投稿する動画が面白かったり、撮影技術がハイクオリティだったりするとさらに加速度的にフォロワーは増えていきます。
可愛い系やかっこいい系以外にも面白動画を投稿している人や、動画編集技術を駆使して思わず見とれてしまう動画を投稿している人、または独自の世界観を作り出している個性的な人もいますので、ティックトックでは必ずしも見た目が良くなければいけないということはないのです。
ティックトックはアンチが多いですが、統一感を持たせて自分のテーマに沿った動画を上げ続けることで必ずファンができます。
1.3.アカウントの整備
アカウントの整備とは、簡単に言うと、プロフィール写真や自己紹介を記入するということです。
あなたのアカウントページにユーザーが訪れたときに、あなたがどういう人であるかを伝えるとても重要なものなので必ず設定をしておきましょう。
1.3.1.プロフィール写真の設定
プロフィール写真は必ず設定しましょう。(①の部分)
このプロフィール写真は、必ず顔が見える写真を設定してください。当然のことですが、人は相手の顔がわかっていたほうが親近感を抱きます。
また、ティックトック内ではプロフィール写真は動画再生時に右上に小さく表示されます。どアップとまでは言いませんが、小さくても表情が見えるくらいの写真を使用してください。
なるべく画像の7割以上が顔で表情が笑顔で写っており、全体が明るめの写真がオススメです。
1.3.2.Tik Tok IDの設定
Tik TokではIDを自由に変えることができます。(②の部分)なので、なるべく入力しやすいIDにすることをオススメします。
もし、口コミなどであなたが有名になってくるとユーザーがあなたを検索するとき、名前かIDで検索します。
ただ、名前で検索しても、似たような名前をつけているユーザーも多くいるので、IDで検索してもらったほうが確実にあなたの元へたどり着けます。
そんな時、なるべく検索しやすいIDを設定していると、より簡単にあなたを見つけ出し、フォローすることができるのです。
ただ単に初期設定の数字を羅列しているだけのIDでは、検索されるのは難しいかもしれません。
1.3.3.ステータス(自己紹介)の記入
ステータス(自己紹介)欄は必ず記載しましょう。(③の部分)
ここは唯一、文字であなたのことをユーザーに伝えることができる場なのです。
人は共通点が多いほど心理的に親近感が湧きます。年齢や好きなことなどを記載してなるべくあなたがどんな人であるかを伝えてください。
ステータス欄に記入できる文字数は、横に16文字、縦に5行、合計文字数80文字です。80文字MAXで使い切ると見にくいプロフィールになってしまうので注意が必要ですが、なるべくわかりやすくあなたのことを伝えてください。
2.フォロワーを増やす
ティックトッカーになるには、フォロワーを増やす必要があります。
ここではTik Tokでどうすればフォロワーが増えるのか、その方法について解説します。
2.1.気づいてもらう
フォロワーが増えない一番の原因は、ユーザーがあなたのアカウントに気づいていないということです。だから、あなたのアカウントに気づいてもらうようなアクションをする必要があります。
具体的には、次のようなアクションです。
2.1.1.おすすめ動画
ティックトックでは、そのアカウントをフォローしていない場合でも、表示される動画があります。それがおすすめ動画です。
そこに自分の動画が表示されれば、より多くのユーザーに見てもらうことができ、フォロワーが増える可能性が高まります。
では、どういった基準でこのおすすめ動画欄に表示されるのかというと、
「一定時間内のいいねを獲得する率」
で決まります。
どういうことかというと、その動画を見たユーザーがどれくらいの割合でいいねを押しているかということです。
例えば、動画を見た人が10人いる中で1人しかいいねしない動画と10人見た中の5人がいいねした動画であれば後者の方が、おすすめ動画に表示されやすいです。
より多くの人が良いと思う動画は、より多くの人に表示されるという仕組みです。
2.1.2.ハッシュタグ
ハッシュタグは多くの人が検索しますし、いろんな人がハッシュタグを使用します。
ちなみに、グーグル検索のことを「ググる」と言いますが、ハッシュタグ検索のことを「タグる」と言ったりします。
ハッシュタグをつけるとそれだけ、人の目に触れる機会が多いため、あなたのアカウントに気づいてもら得る可能性が高まります。
コツとしては、人気ティックトッカーが使用するハッシュタグを、最速で真似るのが効率的です。
そうすれば、検索されやすいハッシュタグの上、投稿動画も少ないので、見てもらえる確率も上がります。
2.1.3.他のSNSと連動
ティックトックは、他のSNS(Instagram、Twitter、YouTube等)と連動することができます。
ティックトックだけでフォロワーを増やそうと思っても、かなり限定的な人にしか動画が表示されないということがあるため、思うようにフォロワーが増えないということもあります。
他のSNSでアカウントを持っている人は、それぞれを連動させ、そのSNSで互いのアカウントに繋がるような投稿をすると、相乗効果が生まれ、それぞれのアカウントでフォロワーが増えていきます。
※Twitterでティックトック動画を投稿している例です。
2.1.4.デュエット機能(@メンション)
ティックトックにはメンションという機能があります。投稿する際に@をつけて、デュエットしたい人を選択することで、他の人が作った動画とコラボ動画を作成することができるという機能です。
この機能を使用して、人気ティックトッカーとコラボ動画を作成し、@をつけて誰とコラボしたかわかるように投稿すれば、その人気ティックトッカーのフォロワーのおすすめ動画に表示されることがあります。
表示されることによって、多くの人に見てもらう機会も増え、その中で自分の動画を気に入ってくれればフォロワーが増えるのです。
2.1.5.曲、音源の提供
ティックトックで動画を投稿するときは、必ず曲または音源を使用します。その際に使用する音源は、すでにティックトック上にある音源を使用するかもしくは、自分のオリジナルの音源を使用するか選択できます。
自分のオリジナルの音源を使用すると、他のユーザーもその音源を使用できるようになります。
より多くのユーザーが使ってみたくなるような音源を提供できると、それだけあなたの存在を多くの人が知る機会が増えるので、人気の音源を提供できればかなりのフォロワー獲得に繋がるのです。
2.2.ユーザーとコミュニケーションをとる
たまにコメントには一切反応していないアカウントを見かけるのですが、正直もったいないです。
人は相手からの反応があったほうがより親近感を持ちます。コメントを返せばそれだけ相手との関係構築が早まります。
関係構築ができれば、相手もフォローしてくれます。コメントには必ず返信しましょう。
ただし、ここで注意点があります。
アンチの方々もコメントしてきます。中には心無い暴言を書いてくる人もいるかもしれませんが、それに反論してはいけません。
それに反論してしまうと、そこから炎上してしまうかもしれないかもしれないからです。
理不尽ですよね?でも、反論したい気持ちを抑えて、動画をあげ続けてください。そうすれば必ずあなたのファンはできます。
アンチに対する対応としては、芸人のノンスタイルの井上さんがとても上手なので参考にしてみるのもいいかもしれません。
2.3.オフ会に参加する
こんな時代だからこそリアルでのつながりが大切です。
オフ会に参加することでリアルで繋がった人たちがフォロワーになってくれたり、人気ティックトッカーがどのように動画を撮影しているのかのノウハウも手に入ったります。
運が良ければ人気ティックトッカーとコラボ動画を撮影することができるかもしれません。
また、そこそこフォロワーがいる人であれば、その会場に来ているお客さんたちがSNSで拡散してくれて一気にフォロワーを獲得することができる可能性もあります。
オフ会は他の人の力を借りれるビッグチャンスの場でもあるのです。
3.動画の質や投稿時の注意点
ティックトックは動画のSNSなので、やはり投稿をしている動画の質や投稿のやり方がフォロワー数に大きく関わってきます。
ここではティックトックでフォロワーを獲得する上で、最低限おさえておいて欲しい動画のポイントを解説します。
3.1.動画の質にはこだわる
ティックトックに投稿する動画は基本的に縦撮りです。
ティックトックでは、次の動画を見るためには上にスライドする必要があります。そのため、基本的にユーザーはスマホの画面を縦にして見ます。
動画を横撮りして投稿すると、画面を横にしなければならなかったり、縦表示になったとしても小さく表示されてしまいます。
なので、投稿する際は縦取り動画を意識しましょう。
また、動画を撮るときスマホカメラを使用すると思いますが、スマホカメラで動画を撮影すると全体的に暗く写ってしまう傾向があります。
フィルター効果があるとはいえ、元の動画が薄暗かったらせっかくいい動画をあげたとしても見てもらえないかもしれません。
自然光やスタンドライトを駆使してできるだけ部屋を明るくしてから撮影してください。
3.2.基本的に毎日動画を投稿
単純接触効果という言葉をご存知でしょうか。繰返し接すると好意度や印象が高まるという効果のことを言います。
もし初めて見る人があなたに一切興味を示さなかったとしても、2回、3回と繰り返しあなたの動画を見ることであなたへ興味を持ってくれるということがよくあります。
CMもこれに近い原理です。ソフトバンクのお父さん犬などは初めからあれほど人気があったわけではありません。CMを通してなんども見ることにより認知を広げ、あそこまで有名になったのです。
基本的に毎日動画を投稿してあなたのことを知ってもらう機会を増やしましょう。
3.3.振り切ってやりきる!
日本人は特に自撮りする文化がないため、動画を撮影するとき多くの人が恥ずかしくなってしまいます。
しかし、ティックトックでは「恥じらい」や「中途半端」はNGです。ダメ、ゼッタイ!です。
やると決めたらとことん振り切る。これを意識してください。
動画を投稿し続けると、必ずあなたのアンチが出てきます。誰だって自分がやっていることを批判されたら嫌な気分になります。それでも振り切ってやり続けてください。
むしろアンチが出てきたら一人前です。認知度がない人はアンチすらいません。
アンチを乗り越えてやり続けると必ずファンができます。
それを目指してやり続けてください。
3.4.カバー画像(動画)は厳選する
カバー画像とは検索した際に、一番最初に表示される画像のことです。スマホの機種によっては、短い動画で表示されていることもあります。
ハッシュタグや曲で検索をかけたときに、表示されているのはこのカバー画像(動画)です。
だから、ユーザーはこのカバー画像でどの動画を見るか判断するのです。
当然、薄暗い画像よりも明るい画像の方が見られる確率は上がりますし、その曲やハッシュタグにあったカバー画像の方が高確率で見られます。
なので、ここの画像や動画にはこだわってください。
ティックトックで動画を編集する際にカバー動画は選ぶことができます。必ず厳選しましょう。
①「カバーを選ぶ」を選択
②「選んだカバー」の中から一番見てもらえそうなものを厳選
4.まとめ
ここまでアカウントの作り込みからフォロワーを増やすテクニックまでお伝えしてきました。これを実践できれば誰でもティックトッカーになることは可能です。
ただ、本当に価値のあるティックトッカーになるためには、冒頭の方でお伝えした通り、見ている人に
「おもしろい」「可愛い」「かっこいい」「すごい」
などと思ってもらえる動画を投稿する必要があります。
テクニックももちろん大切ですが、「価値ある物を提供する」これが何よりも大切です。
ぜひそこを意識して、フォロワーを100万人、200万人抱えるような人気のティックトッカーになってください。
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